生姜焼きのお肉ってどうしても
固くなりがちですよね~。
生姜焼きって出来立ては美味しいけど固くなりがち。
そんな悩みある方多いと思います~。
生姜焼きなら定食屋さんのように柔らかく作れないかな~って思いますよね?
そこには固くならない料理法を知っておくことが大切です。
ポイントは「お肉の水分を外に出さない!」です。
そして色々やってみて1番美味しくできた「タモリさんの生姜焼き」レシピが凄かった!
もしまだ作ったことなかったら是非やってみて!
今回は生姜焼きのお肉が固くなる理由と、柔らかくする「タモリさんの生姜焼き」で作るレシピをご紹介します~。
ちなみに「タモリさんの生姜焼き」はタモリ倶楽部最終回(23/3/31)放送内で紹介していたものです。
生姜焼きのお肉が固くなる理由
生姜焼きのお肉が固くなる原因として、お肉に含まれるたんぱく質が高温によって固くなる性質を持っています。
生姜焼きのお肉として使う「豚肉」は脂肪分が少ないタンパク質の塊のため、熱によりタンパク質が変形すると水分および水分と共存するうまみ成分、エキス分、脂肪が溶出します。
なので温度変化が急激であればあるほど、水分が出てしまい固くなりがちになります。
強火でパパっと炒めがちですが
焼きすぎの原因になり、これも固くなりがちです。
肉汁やお肉の中の水分が外に出てしまうことが、パサパサで固い仕上がりの原因になるのです。
生姜焼きのお肉を柔らかくする方法
なので、豚肉の中の水分をできるだけ外に出さない調理方法が重要です。
お肉は常温に戻す
肉を冷蔵庫から出してすぐに焼くと、冷たい肉が熱くなるまでに時間がかかり、うまみが溶け出してしまいます。あらかじめ常温に出しておくのがいいです。
塩分の入った下味をつけない
またよくやりがちですが、焼く前にお肉に下味「塩こしょうや生姜にしょうゆ」する方もいると思います。
はい、maruも以前はやっていました…。笑
だって、下味大事じゃん!って思いますよね~。
しかし!塩分のある調味料は浸透圧によって肉の中に含まれる水分を抜いてしまうので良くないんですよw。
下味をつけるとしたら、酒と生姜のみとか塩分なしでやるといいですよ~。
フライパンで焼くときは火より先にお肉を入れる
熱したフライパンにお肉を入れて焼き始めると、急激な温度上昇によって固くなりがちです。
固くしないためには、お肉を先にフライパンに入れてから火をつけ、中火で徐々に火を通すことがおすすめです。強火はダメです。
お肉にお粉をふっておく
お肉に片栗粉や小麦粉などをまぶすことで、旨味と水分を閉じ込めることができます。
調味料も絡みやすくなりますし、一石二鳥ですよ。
柔らかくしたかったら、お肉は常温に戻す、下味なし(下味付けるとしたら塩分以外で)、
味付けは焼いた後~です。
「タモリさんの生姜焼き」レシピ
上記を踏まえたうえで「タモリさんの生姜焼き」のレシピを参考に作ってみたところ、とっても柔らかく美味しく出来ました!
しかも漬け込みなしなので、かなり時短になります^^
「タモリさんの生姜焼き」:材料(3~4人前)
- 豚肉ロース薄切り・・12~15枚分(生姜焼き用のがいいです)
- 玉ねぎ・・・・・・・1個
- 小麦粉・・・・・・・大さじ2くらい
- A)しょうゆ・・・・大さじ3
- A)酒・・・・・・・大さじ3
- A)みりん・・・・・大さじ2
- A)砂糖・・・・・・小さじ1強
- A)おろししょうが・大さじ1分
<付け合わせ>
お好みで千切りキャベツ、トマト等。
ちなみに油は使いません。お肉の脂分で十分焼けます^^
生姜焼きに合うオススメお醤油もありますよ〜^^
「タモリさんの生姜焼き」:作り方
①豚肉を冷蔵庫から出しておき、小麦粉をまんべんなくふっておきます(余分な粉ははたいときます)。
②Aの調味料を混ぜておき、すりおろし生姜(チューブでも可)を加えておきます。
③玉ねぎを出来るだけ薄くスライスしておきます。
④油は引かずフライパンに豚肉を並べて、火を付けゆっくり中火で裏表焼いていきます(ピンク色になったらひっくり返す)。この時テフロン加工とかが焼きやすいです。順番に火を通したら別皿に一旦よけていくのがいいです。
⑤お肉の枚数全部に火が通ったら、玉ねぎを入れてしんなりするまで更に炒めます。この時よけたお肉全部戻します。
⑥玉ねぎがしんなりしたら、合わせたAを入れ更に炒め合わせます。
⑦とろみが出て馴染んだら出来上がりです。お好みのお野菜と一緒にお皿に盛ってください。
ホントにお肉が柔らかく美味しいです^^
maruのおすすめ旨いお醤油で作ってみてね〜。
maru 家では玉ねぎと一緒に「にんにくの芽」を入れます~。これもまた旨いですよ^^
豚ロース薄切りで違う献立「チーズカレー風味のピカタ」はいかがですか?良かったら見てね~。
まとめ
生姜焼きのお肉が固くなる理由として…。
肉の中の水分が出てしまうから。
水分を出さないポイントを抑えれば柔らかく美味しい生姜焼きになります。
- お肉はあらかじめ常温に戻す
- 塩分の入った下味をつけない
- フライパンで焼くときは火より先にお肉を入れる
- 強火で焼かない
- お肉にお粉をふっておく
これを参考に美味しい生姜焼きを作ってくださいね~。
晩ごはんの献立のお役に立てれば嬉しいです^^