アボガド切ってから「思ったより固かった」
って時ありませんか?
アボカドは別名「森のバター」とよばれる優れた栄養価をもった食材で、コクがあってまろやかな食感なので好きな方も多いのではないでしょうか?
maruはアボガドが大好きなので安いとつい買っちゃいます。で、そのままオリーブオイルかけて食べたり、サラダ系にすることが多いです。火を使わないで簡単にいろいろ使える食材の一つなので重宝ですよね。
さまざまな料理に活躍していますが、いざ自宅で調理しようと皮を切るまで、食べ頃かどうかはっきり判断しづらい食材でもあります。
せっかく料理するために買ったのに、カットしたらまだ固くて食べづらいそう~なんてことがないように、食べ頃のポイントをおさえておきましょう。
ポイントは『色・ヘタ・触感』です。
この記事ではアボカドの食べ頃の見分け方と、切った後に固かった時の対処法とかんたん料理として「じゃが芋」に見立てた1品をご紹介します。
アボカドの食べ頃の見分け方
年中いつでも販売されているので、特に旬はない食材です。
そのなかでも一番多く手に入るメキシコ産の場合、春~初夏にかけてのアボカドは味もよく、この時期が旬であると言われてます。
特に春のアボカドは脂分が濃く、とても美味しいですよ。
日本でも少ないですが生産されており、国産アボカドの旬は初冬です。
固すぎずやわらかすぎない状態を見分けるには以下のポイントに意識して選ぶといいですよ。
皮が黒いもの
アボカドは完全に熟すと皮が黒色になります。
2~3日後にアボカドが食べ頃になるものを選ぶには、緑色と黒色の中間を選ぶといいです。
反対に長期間保存したい場合は、黒色ではなく緑色のアボカドを選びましょう。
ヘタ周辺がやわらかいもの
アボカドは熟成すると、ヘタ周辺がやわらかくなります。ヘタ周辺がやわらかいアボカドは、熟成が進んでいるため食べごろです。
ただし、ブヨブヨとやわらかいアボカドは、かなり熟成が進んでおりヘタ周辺がくさっている可能性があります。
また、アボカドは成熟するとヘタがとれやすい状態になります。
やわらかいアボカドを食べたいのなら、ヘタがとれているものや、ヘタにさわると簡単にとれるものを選びましょう。
押すと弾力があるもの
アボカドの皮を指で軽く押してみて、弾力があるものは熟成が進んでいるため食べごろです。
強くおすのではなく、やさしい力でそっと固さをチェックしましょう。
空気が入ったゴムボールのように弾力をかんじれば、食べ頃のサインです。
ただし、指でおす方法は店頭だとアボカドをいためる原因になるため、購入したものを見分ける方法としてつかいましょう。
形がまるく整っているもの
形が整っているアボカドは、熟成が進んでいるため食べごろです。
アボカドは熟していくほど、中の水分が抜けていき形が崩れて皮の表面にしわができます。
そのため、ふっくらとハリのある形で、ツヤツヤしたアボカドが食べ頃のサインです。
切ったアボガドが固かった時の対処法
切ってしまったアボカドが固いと「うわーどうしよう」って思いますよね。そのまま置いておくと黒く変色していきますし…。
なので、早めにやわらかくすることが大切です。
電子レンジで加熱する
直ぐ使いたかったら、まず。
2つに切ったアボカドを耐熱容器に入れて、軽くラップをして電子レンジでチンします。
600Wなら約1分前後で調整し加熱します。取り出してみて、皮を簡単に剥くことが出来れば完成です。まだ硬かったら少しづつ加熱時間を加えて下さい。
加熱自体で味が落ちてしまうので加熱しすぎには注意してね。
また加熱するため冷たい料理や食べ方には向かないです。つぶしてディップソースに使ったりする調理法がいいですね。アボカドの食べ方に合わせて上手に使い分けするといいですね~。
アボカドの固さを活かした調理
半分に切った時点でもう少し置いておこうかな…。って時は切った切り口ををそのままくっつけてアルミホイルで包んで常温で保存してみてください。固さにもよりますが1~2日で柔らかくなります。
冷蔵庫に入れると追熟が遅くなります。ちなみにラップよりアルミホイルのほうが変色しないのと、追熟が進みやすいのでおすすめです。
ただ、一度切ったら出来れば直ぐ使ったほうが良いです。
なので、アボカドの固さを活かして、焼いたり揚げたり煮込んだりする加熱料理に切り替えちゃいましょう。
天ぷら・からあげなどのように衣をつけて揚げるのもおすすめです。
固いアボカドの独特な食感も、なかなかおいしいですよ。
固いアボガドのおすすめ料理:アボガドのジャーマンポテト風~
簡単にフライパンで炒めてできる美味しい副菜です~。
アボガドのジャーマンポテト風:材料(3人分)
- アボガド・・・・・・・・1個
- ウインナー・・・・・・・5本くらい
- 玉ねぎ・・・・・・・・・1/2個
- オリーブオイル・・・・・大さじ1
- つぶ入りマスタード・・・大さじ1
- 塩・こしょう・・・・・・少々
アボガドのジャーマンポテト風:作り方
①玉ねぎを薄切り、ウインナーを半分、アボガドを半分から角切りにします。
②熱したフライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒めます。
③玉ねぎが透きとおったらウインナーを入れ炒めます。
④ウインナーに火が入ったら、アボガドとつぶマスタードを入れ軽く炒めます。
⑤塩コショウで味を整えて出来上がりです。
アボガドのジャーマンポテト風:ポイント
アボガドをフライパンに入れた後は軽く合わせる感じで炒めます。固めのアボガドのほうが炒めた時、崩れないのでお勧めです。塩加減はお好みで調整してください。ケチャップを添えるのも合いますよ。
フライパン料理!長芋を使ったかんたん主菜料理はいかが「長芋と豚肉のオイスター炒め」もご紹介しています。よろしかったら見てね。
晩ごはんの献立のお役に立てれば嬉しいです^^