マヨネーズを下味に使うとお肉が柔らかくなるって聞くけどなぜ?
って思ったことありませんか?
マヨネーズを使ってお肉が柔らかくなる理由を知りたい方へ。
この記事では、その理由を詳しく解説し、マヨネーズを使った簡単な鶏胸肉レシピも紹介します。
柔らかくジューシーなお肉を楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
さらに、様々な味付けのバリエーションもお伝えしますので、お料理の幅が広がりますよ〜。
マヨネーズでお肉が柔らかくなる理由
マヨネーズでお肉が柔らかくなる理由について解説します。
① マヨネーズの主成分とその効果
マヨネーズの主成分は植物油、食酢、卵黄です。
これらの成分が肉を柔らかくする効果をもたらします。
特に植物油と食酢は、肉の繊維をほぐし、柔らかくする働きがあります。
卵黄はマヨネーズを乳化させる役割を果たし、全体のテクスチャーを均一にします。
これにより、肉全体に成分が行き渡りやすくなります。
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② 植物油の役割
植物油は、肉の繊維をコーティングし、水分を閉じ込める効果があります。
このコーティングにより、加熱時に肉が乾燥するのを防ぎます。
また、植物油は肉の食感を滑らかにし、噛み応えを良くする働きもあります。
このため、マヨネーズを使用した肉料理はジューシーで柔らかい仕上がりになります。
③ 食酢の作用
食酢はたんぱく質を分解し、肉を柔らかくする効果があります。
この作用により、マヨネーズを下味に使用すると、肉が硬くならずに済みます。
さらに、食酢は肉の臭みを取り除く効果もあります。
その結果、肉の風味が引き立ち、より美味しくなります。
④ 乳化状態がもたらす柔らかさ
マヨネーズの乳化状態は、肉を柔らかくする効果を増幅します。
乳化されたマヨネーズは、成分が均一に分散しているため、肉全体に効果が行き渡ります。
この乳化状態が、肉の繊維を均等にほぐし、柔らかく仕上げるポイントとなります。
また、乳化状態により、肉がパサつかず、しっとりとした食感を保つことができます。
キューピーさんがマヨネーズを使った調理の研究結果を公表しています。
いやはや、マヨネーズってすごいね!
お肉との相性抜群ですわ。
マヨネーズでお肉を柔らかくした時のカロリーは
いくら柔らかくなると言っても、マヨネーズはカロリーが高いものなので使うのはちょっと…。と考えることもあるのではないでしょうか。
カロリーは高いけど糖質は低い
マヨネーズの大さじ1(12g)のカロリーは大体80kcalと言われています。
うーん、やはり高いのか〜って思います。
その反対に糖質は低くマヨネーズ大さじ1杯あたりの糖質は約0.54gで、これは醤油大さじ1杯が約8g、ケチャップ大さじ1杯が約25gと比べてもかなりの低糖質であることがわかります。
カロリー制限をしている人には使いにくいマヨネーズですが、糖質制限をしている人には使い勝手のよい便利な調味料であるといえます。
一般的な下味には醤油やみりんなどを使うことが多いので、マヨネーズでの下味のほうが糖質が抑えられますね〜。
カロリー高いからダメってわけではないですね。
マヨネーズでお肉を柔らかくしたい時の下味の付け方
マヨネーズを使ったお肉の下味の付け方について説明します。
① 基本的な下味の付け方
まず、鶏胸肉1枚に対して大さじ1程度のマヨネーズを用意します。
マヨネーズを肉全体に均一に塗り広げます。
その後、塩ひとつまみを加えて、手でしっかりと揉み込みます。
この状態で15分程度寝かせると、味が馴染み、柔らかくなります。
② マヨネーズを使ったお肉の保存方法
マヨネーズを使った下味付けは、冷蔵保存が基本です。
下味を付けたお肉は、ラップでしっかりと包み、冷蔵庫で保存します。
保存期間は2~3日が目安です。
冷凍保存も可能ですが、冷凍するときはマヨネーズを薄く塗るようにしましょう。
解凍時には、自然解凍がおすすめです。
③ 下味をつける際の注意点
マヨネーズを使う際は、分量に注意が必要です。
多すぎると油っぽくなり、少なすぎると効果が得られません。
また、塩分のバランスにも気を付けましょう。
塩を入れすぎると、味が濃くなりすぎることがあります。
調味料の分量は、肉の量に応じて調整してください。
マヨネーズを使ったかんたん鶏胸肉レシピ
マヨネーズを使って下味するかんたん鶏胸肉レシピを紹介します。
マヨネーズを使って下味した後、お粉で包んで焼くことで鶏肉の柔らかさを保つことが出来ます^^
鶏むね肉のおろしポン酢
大根おろしとオススメの味ポン酢でみんなが喜ぶ味になります〜。
材料:鶏むね肉2枚分
- 鶏むね肉・・2枚分
下味
- 料理酒・・・大さじ2
- マヨネーズ・大さじ2
- 塩こしょう・少々
衣
- 片栗粉・・・大さじ3
- 薄力粉・・・大さじ2
サラダ油・・・・大さじ3
トッピング
- 大根おろし・お好みの量
- 小ねぎ・・・少々
- ポン酢・・・お好みの量
お好きな付け合せ
鶏むね肉の下味をする前に、基本の下準備があります。
鶏むね肉を柔らかくする方法!パサツカない調理のコツ4!もチェックしてね^^
作り方
① 鶏胸肉を一口大に切ったら、ボウルに下味調味料といっしょに入れます。
② 手でしっかりと揉み込み、ラップをして冷蔵庫で15〜30分ほど寝かせます。
③ 衣(小麦粉・片栗粉)を合わせて、大根おろしを作っておきます。
④ フライパンを中火で熱し、少量の油をひきます。
⑤ 鶏胸肉を衣の粉に付け余分な粉をはたき、弱火〜中火で両面に焼き色がつくまで焼きます。
⑥ 全体に火が通ったら、火を止めて完成です。
⑦ お皿に盛ったら、大根おろしと味ポン酢をかけて出来上がりです。
お肉を焼くとき火が強いとお肉の水分が抜けてしまいパサツク原因になるので、弱火〜中火でじっくり焼いて下さいね。
ほんのりマヨネーズ風味と、ポン酢の味わいがマッチして美味しいです^^
是非やってみてくださいね〜。
今回使った味ポン酢はmaru一推し内堀醸造 美濃特選味付ぽん酢です^^これさっぱり好きにはおすすめですよ〜。
味付けのバリエーション
味付け | 調味料 |
和風 | 醤油、みりん |
中華風 | オイスターソース |
洋風 | バジルソース |
エスニック風 | ナンプラー、レモングラス |
それぞれの調味料を使って、簡単に味のバリエーションを楽しめます。
季節の野菜と組み合わせることで、さらに美味しくなります。
是非、いろいろな味付けを試してみてくださいね。
まとめ|マヨネーズでお肉が柔らかくなる理由と使い方
マヨネーズを使うことでお肉が柔らかくなる理由は、植物油と食酢の作用、そして乳化状態にあります。
マヨネーズを下味に使うと、肉がジューシーで柔らかくなり、パサつきも防げます。
基本的な下味の付け方や保存方法を覚えておくと便利です。
また、簡単な鶏胸肉レシピもご紹介しましたので、ぜひ試してみてください。
皆さんの晩ごはんのお役に立てれば嬉しいです^^
■参照
- 鶏むね肉をマヨネーズに10分漬け込むだけでしっとりやわらかくジューシーに焼き上がります【キューピー企業サイト】
- キユーピーマヨネーズは肉料理の食感および食味を向上します【キューピー企業サイト】
- 鶏胸肉を柔らかくする方法とは?重曹・マヨネーズを使う方法も紹介!【グルメノート】