茄子が油を吸うのはなぜ？ギトギトにならない調理法は

茄子は揚げ物に炒め物、焼きものと油を吸ったものもトロトロで美味しいです。

油好きのmaruはこれ大好きなんですが(*´▽｀*)

でも、焼いたりしてる時に油を足しても足しても直ぐに油を吸収してしまって、油がギトギトになるとやっぱり気になります。

そんな時、茄子に油を吸いにくくする方法があったらいいと思いませんか？

そこそこ油を抑えてギトギトにならない調理法と、油使わず美味しい副菜を2つご紹介します^^

茄子が油を吸う理由

茄子は100gあたり93.2gもの水分を含む野菜です。
これは他の野菜と同様に多くの水分を含んでいます。
水分が多いと加熱時に蒸発し、その代わりに油が入りやすくなります。
さらに、茄子の果肉は「スポンジ状」の構造をしているため、特に油を吸いやすい特徴があります。

茄子に油を吸いにくくする方法

あらかじめ水分を抜いておく

茄子をカットし、塩をまぶして10分ほど置きます。
その後、出た水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
この方法で茄子の水分を減らし、加熱時に油を吸いにくくします。
塩を振ることで、スポンジ状の組織が変化し、油の吸収が抑えられます。
また、塩水につける方法も同様に効果があります。アク抜きも同時にできるため、一石二鳥です^^。

油でコーティングする

え？油を少なくしたいのに、油使うの？

と思ってしまいがちですが、あらかじめ油をなすに絡めると、表面がコーティングされることで、これ以上油を吸うのを防ぎます。

油の量は『なす100gあたり小さじ1弱』が目安です。

かるく茹でる

軽く茹でることで茄子に水分を加え、油が入り込む隙間を与えない方法です。
茹でるといっても鍋ではなく、茄子100gあたり水大さじ1を目安にフライパンで焼くように行います。
この方法で早く火が通り、油の吸収を抑えることができます。

1. フライパンに茄子と水かお湯を入れる
2. そのまま煮立たせる
3. 水気がなくなるまで混ぜるように炒める

その後は油で調理しますが、火が通っているので軽くで済みます。

油の量を少なくする

元々の油の量を少なくする。

これだと火が通らないのではないか？と思いがちですが、弱火でジワジワと加熱することで最初に入れた油がにじみ出てきます。

その油をつかって焼けてない部分に火を通します。

時間はかかるけど少ない油で均等に焼けますよ。

これらの方法を使えば、なすの油の吸収を抑えることができます。

茄子のかんたん料理①～茄子のチーズ焼き

炒めないでできるかんたん副菜のご紹介です。

茄子のチーズ焼き：材料（３人分）

茄子のチーズ焼き：作り方

①パプリカを細きり、茄子を割切りにして塩水にさらし、アクをとって軽く焼きます（ちょっと焼き目がつく程度）

②耐熱皿にマヨネーズを（のの字書くくらい）入れその上に①、上からミートソース、チーズの順番にのせ、最後にピーマンを入れます。

③200℃のオーブンで15分程度焼きます。

ピーマンを最後に入れることで、出来上がり時にピーマンの緑が映えます。

ホワイトソースを使わずにチーズだけで作るので、カロリーが抑えられます^^

茄子のかんたん料理②～茄子のミートチーズ焼き

茄子のミートチーズ焼き：材料（３人分）

茄子のミートチーズ焼き：作り方

①茄子を半分に切り、内側に包丁の先で網目に切れ目を入れて塩水にさらします。（10 分くらい）

②水を切って拭いた茄子を、フライパンに少しの油で両面焼き目がつく程度に焼きます。

③Aの玉ねぎをみじん切りにして、ケチャップとマスタードと和えます。

④③で合えた調味料を茄子の切れ目の上にのせ、チーズをかけます。

⑤オーブントースターでチーズが溶けるまで焼きます（2分くらい）。焼けたら乾燥パセリをかけ手出来上がりです。

一度フライパンで焼いて火を通しておくので調味料をのせてからは早いです。

玉ねぎソースで茄子ピザみたいになるのでお酒のあてに合います^^お好みでタバスコかけてもOK。

ソースは作らなくても市販のでもいいです。時間に合わせて作ってみてね～。

一緒に主菜はどうですか？豚肉切り落としで作る「チーズ入りミートボール」もご紹介しています。良かったら見てね～。

まとめ

塩水と油のコーティングでだいぶ違います^^

あとは火加減も注意すると油の吸い込む量が変わってくるので試してみて下さい～。

晩ごはんの献立のお役に立てたら嬉しいです^^