はんぺんを焼いたり煮たりして
しぼんじゃって「あれれ」
って思ったことありませんか?
「はんぺん」は安価で手に入るし、おつまみ、メインと色んな料理に大活躍なので大好きな方も多いのではないでしょうか。
今の時期の「おでん」に大活躍のはんぺんですが、いい形の状態から「ふにゃふにゃ」になってなんか残念!
焼いてても食卓に出したら「しぼんじゃった」なんてことってことあると思います。
今回は美味しく調理するはんぺんがしぼんだ!ってことにならず、美味しく焼く方法と美味しいレシピのご紹介です。
はんぺんがしぼむ原因
まず、はんぺんがしぼむ原因は加熱しすぎなんです。
なんで加熱しすぎで?
これは、はんぺんの原材料と製造過程の関係になります。
原材料は魚肉のすり身に山芋などの材料を混ぜて気泡をたくさん含ませた茹で蒲鉾(ゆでかまぼこ)の一種[。地域性のある魚肉練り製品で、東京や銚子などの浮きはんぺん、静岡の黒はんぺん、大阪などのあんぺいがあり特徴が異なる。単に「はんぺん」というときは一般的には浮きはんぺんのことをいう。Wikipediaより
つまり、焼いた時やおでんのはんぺんが膨らんだりしぼんだりする現象は、はんぺんを加熱しすぎてなる現象です。前述ではんぺんの材料にある「たくさんの気泡」が加熱しすぎると、加熱によって膨張した空気がはんぺんの気泡の壁を壊し、冷えた際に空気は逃げるためはんぺんがしぼんでしまうのです。
はんぺんを美味しく食べるには、はんぺんが持つ気泡を壊さないようにすればよい訳で、長く加熱するのではなく温める程度でOK。
おでんだと時間にすると1~2分程度が適当で、はんぺんにつゆをかけながら温めるのがポイントです。
はんぺんがしぼまず上手に焼く方法
はんぺんをふっくら焼き上げるには、弱火で焼いて、加熱時間は短くです。
もともと生でも食べられるものなので、焼き色が少しつくくらいがちょーどいいです。
はんぺんは加熱時間が長くなると大きく膨らむので膨張が大きいほど、調理後のしぼみも大きくなります。
はんぺんをふっくらしたまま食卓にのせるには、膨らませすぎない方が良いですね。
フライパンでも、オーブントースターでも表面に焼き色がつけばOK。
熱伝導の良いフライパンは火加減弱火できれいに焼けます^^
おでんのはんぺんは最後に入れる感じで、温める程度で大丈夫です~。
はんぺんの意外なレシピ~レンコンのはんぺんチーズ挟み焼き
はんぺんを膨らませすぎず焼くために、他の食材と合わせてみるのも面白いです~。
今回はレンコンで挟んでサクッふわっ!っと美味しい1品です。
良かったらやってみてね。
レンコンのはんぺんチーズ挟み焼き:材料(8個分)
レンコン・・・・・・・・110gくらい
水(さらす用)・・・・・適量
はんぺん・・・・・・・・2枚
スライスチーズ・・・・・2枚
片栗粉・・・・・・・・・適量
サラダ油・・・・・・・・適量
レンコンのはんぺんチーズ挟み焼き:作り方
①レンコンの皮をむき、輪切りにして水にさらします(5分くらい)。
②はんぺんとスライスチーズを4等分づつにして、はんぺんの間にスライスチーズを挟んでいきます。
③レンコンの水気をキッチンペーパーでふき取って、片栗粉をまぶします。
④レンコンではんぺんをはさみます。
⑤熱したフライパンにサラダ油をひいて、焼いていきます。
⑥片面に焼き色がついたら裏返し、弱火でじっくり両面に焼き色がつくまで焼いたら出来上がりです。
レンコンのはんぺんチーズ挟み焼き:ポイント
ペーパータオルで水気を取る時や、片栗粉をまぶすときに力を入れすぎるとレンコンが折れてしまうので気を付けてください。でも折れても片栗粉ではんぺんに付くので問題はないです。
お好みでケチャップなどつけてもいいですが、何もつけなくても美味しいです。
お酒のおつまみにもぴったりなので、是非作ってみてください。
maruが使っている熱伝導の良い鉄のフライパンはこちらから〜^^
チーズを使ったおつまみ&おやつ「とろ~り♪やみつきチーズ入りいももち」もご紹介しています。よろしかったら見てね。
まとめ
はんぺんがしぼむ原因は加熱しすぎです。
はんぺんを美味しく食べるには、はんぺんの特性の気泡を壊さないように、温める程度でOK。
焼くときは、弱火で焼いて、加熱時間は短く。
おでんなどは、一番最後に入れ1〜2分温める程度です。
美味しいはんぺんを上手に献立に取り入れてくださいね〜。
晩ごはんの献立のお役に立てれば嬉しいです^^