魯肉飯(ルーローハン)って
そもそもどんな料理よ。
って思ったことありませんか?
なんでこんな(魯肉飯)字を使ってるの~?
魯って何て読むのよ?
って1度は思ったことあると思います。
難しい文字ですもんね~(;^ω^)検索しても出ないし…。
魯肉飯(ルーローハン)は豚バラ肉を醤油などで甘辛く味付けしてご飯にかけて食べる丼もので、台湾発祥の料理です^^
基本、豚バラのようなのですが他の豚肉でも美味しく作れます~。
今回は魯肉飯の概要とおうちでカンタンにひき肉で作るレシピをご紹介します。
魯肉飯って何?
魯肉飯は台湾の郷土料理です。そもそもなんで「魯」って言うんでしょうか?
魯肉飯って何?
魯肉飯(ルーローハン)は台湾の郷土料理で、豚肉を醤油ベースの甘辛いソースで煮込み、ご飯にかけて食べる丼物です。
「魯」という漢字は、中国の古い調理法を指す言葉で、煮込む料理を表します。
魯肉飯と滷肉飯の違いとは?
初めは滷肉飯(ルーローハン/ローバープン)という字を使っていました。
「滷」は「醤油や香辛料を煮込んだスープ。またはそのスープで作った食べ物」を意味しています。ただ、漢字が複雑なため、同音の「魯肉飯」が用いられるようになりました。(Wikipediaより)
呼び名
- 台湾北部で滷肉飯と呼ばれる料理は、台湾南部では肉燥飯と呼ばれてます。
- 台湾南部で滷肉飯と呼ばれる料理は、台湾北部では焢肉飯と呼ばれてます。
「る」ではなく「ろ」で検索すると出ますょ。
魯肉飯ってどんな料理?
魯肉飯は、豚バラ肉を醤油や砂糖などで甘辛く煮込んだ料理で、庶民に親しまれる台湾の代表的な一品です。
各家庭や店によって、豚バラ肉以外の部位も使用されることがあり、茶碗サイズの器に盛りつけ、他のおかずと一緒に食べることが多いです。
付け合わせとしては、茹で卵や青菜が一般的で、調味料には醤油と砂糖を基本に、紹興酒、オイスターソース、生姜、ニンニク、八角、五香粉、油葱酥(フライドエシャロット)が使われます。八角や五香粉は、豚肉の臭みを和らげ、風味を豊かにしてくれます。
魯肉飯の歴史
元々は肉屋で余ったくず肉や脂身を煮込んだ料理が発祥とされ、やがてご飯にかけて食べられるようになりました。
別の説では、貧しかった農民が貴重な豚肉を家族均等に食べられるように、豚肉を細かく刻んで煮込み、ご飯にかけたのが始まりだと言われています。
清と日本統治時代の台湾の閩南語辞典には豚角煮を意味する「鹵肉」しかなく、「鹵肉飯」、「滷肉飯」は関連文献を含めて記載がない。そのため、滷肉飯として屋台などで提供されるようになったのは、第二次世界大戦後ではないかと推測されています。
おうちで魯肉飯レシピ
maru家では休肝日にちょこちょこ丼ものを作ります。基本は豚バラですが、脂身が~って時には違う部位でも美味しく出来ます^^
今回は「豚ひき肉」で作りました。豚こまでもおうちにある豚肉で大丈夫です~。
豚ひき肉でかんたん魯肉飯:材料(3人分)
時間が無い時の作り方です。
時間がある時は+水の煮汁と一緒に茹で卵も煮込むと更に本格化しますよ~。
- 豚ひき肉・・・500g
- 玉ねぎ・・・・1/2個
- 茹で卵・・・・3個
- チンゲン菜・・2房
- ご飯・・・・・3人分
- A)しょうゆ・・大さじ2
- A)紹興酒か酒・大さじ2
- A)砂糖・・・・大さじ1
- A)オイスターソース・大さじ1
- A)しょうが・・小さじ1
- A)五香粉・・・小さじ1/2
- A)豆板醤・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1
- 花胡椒・・・お好みで
うちで作るお肉の量は多いので調整してね。
豚ひき肉で魯肉飯:作り方
①玉ねぎはみじん切りにしておきます。
②卵とチンゲン菜を茹でておきます。
③中火で熱したフライパンにごま油を入れ、ひき肉を炒めていきます。肉の脂がでてきたら玉ねぎを入れて更に炒めていきます。
④ひき肉に火が通たら、Aの調味料を入れて炒め煮します。
⑤お肉に味が馴染んだら出来上がりです。茹で卵・チンゲン菜と一緒にお皿に盛ってね~。
ひき肉なので簡単に作れます~。
じっくり煮込まなくてもパッと手軽に作れるのでやってみてね~^^
maruは豆板醬を入れて作りますが入れなくても美味しく出来ます。お好みで調整してくださいね。
ひき肉で作る「たっぷり野菜のキーマカレー」「そぼろのビビンパ」もご紹介しています。良かったら見てね~。
まとめ
- 魯肉飯(ルーローハン)は台湾発祥の庶民料理。
- 豚バラ肉を醤油のスープで甘辛く煮込みご飯にかけたもの。
- 初めは「鹵肉飯」「滷肉飯」と言われていたが漢字が難しいので同音の「魯肉飯」が使われた。
- 調味料は醤油と砂糖が基本、紹興酒やオイスターソース、生姜、ニンニク、八角、五香粉、油葱酥などが使われる。
- 調味料を全部揃えなくても作れる。
- 豚肉ならどこの部位でも作れる。
豚肉の部位に関係なく、どの部位でも作れるので、家にある豚肉を使ってぜひ試してみてください。
皆さんの献立のお役に立てれば嬉しいです^^